プロフィール

 

プロフィール

 1971年生まれ。18歳のときにモトクロスの練習中に転倒。首の骨を折り、バイクから車椅子に乗り換える。ジャンプを跳んだら着地地点に転倒者発見。よけたら自分が転倒と言うことになったのだけれども、転倒してでも、その人の上に降りなくて良かったし、その人が今でもモトクロスが好きでいてくれれば嬉しい。モトクロスの他にはハードロック、ヘビーメタル、パンクが好きで、コンサートにも良く行きます。ラモーンズが好きなのでライダースジャケットは私のフォーマルウエアとなっています。(男の普段着)絵を売るために30kmを電動車椅子でバッテリィーがあがるほど走ることがあります。しかし、疲れてしまうのでついつい帰りにビールを飲んでしまう私です。  肩から下が動かないため、何かにつけて人の助けを必要とするけれども、「やってもらって当たり前」とは、絶対に思いたくないです。

 

 

 

絵を描き始めたきっかけ

 入院中に口にペンをくわえて絵を描き始め、その後、ワープロを覚え、お見舞いに来てくれた友達に、必ずお礼の手紙を書いていたのだけれども、書くことが無くなってきた。で、イタズラ描きを余白部分に描いてみたら、なんとなく面白かった。

 退院後に友達にアップルコンピューターのパソコンを借り、パソコンは大嫌いだったけれども、これなら簡単だし、障害があっても使いやすい機能も付いているとパソコンを手に入れました。最初は手紙に文章しか書いていなかったけれども、カラープリンターも買ったので(文章だと黒インクしか使わないし、せっかくのカラープリンターだから…)絵を描いて、友達にあげたら喜んでくれたのが嬉しかった。

 パソコンを教えてくれた友達、看護師さん達、ダートクール、木田さん、ZINさん、モトロマン、ENZO RACINGのROSSさん、たくさんの全日本モトクロスライダー、ジェレミー・マクグラス、ステファン・エバーツ、ロン・ティシュナー、カイル・ルイス、ジェフ・マタセビッチ、一緒にレース観戦に行ってくれる友達、ありがとう。これからも宜しくお願いいたします。

 絵を見て笑われるよりも笑わせたいので、やれるだけやっていくつもりです。

怪我は頚髄損傷(けいついそんしょう)と言う怪我です。首の骨は7個あり、僕は3個目、4個目、5個目をやってしまいました。しっかりワイヤー・ロックされています。

 怪我をして病院に運ばれ、検査などして直ぐにレントゲンを見せられ、もう歩けないし手も動かないと言うことを言われました。最初は信じられないので、次の週はレースに出るし、モトクロスのズボンは高かったので切らずに脱がせてくれなどと看護婦さんにお願いしました。

 下着のパンツがボロくて恥ずかしかったので、それは切って捨ててもらいました。以来、パンツはちゃんとしたのを履いています。

 転んで首が折れたときは、コーナーの立ち上がりでギアヌケした感じで、体に力が入らなかったです。自転車で言うと、思いっきりこいでいるときにチェーンが外れた感じです。

 怪我の症状としては、肩から下の感覚がありません。この怪我は十人十色なので手が動く人もいれば、歩けそうな人もいます。汗をかく機能が壊れるので、汗はかきません。ですので体温調節が出来ず、夏は霧吹きで水をかけないと直ぐに熱射病になります。かけてもおいつかないこともあり、夏のレース観戦は命取りですが止められません。

 モトクロスのレース観戦で藤沢に行かれた方なら、アスファルトの道を行ったり来たりしているのを目撃した方もおられると思います。あれは、霧吹きで水をかけてもらって体温を下げているのでした。

 冬は冬で体温が下がりきってしまうので、寒さ対策には気を使います。感覚のないところにカイロを貼ると低温火傷するので、カイロは肩にしか貼りません。

 普通の人は足の筋肉がポンプの役目をして血が上手く循環しますが、僕は麻痺しているのでそうもいかず、起立性低血圧(きりつせいていけつあつ)になります。立ちくらみの激しいやつで、たまに気絶します。最初は、皆にコレを言うと気を使って悪いかと思いましたが、派手に気絶したときに皆がかなり焦ったらしいので今は言っています。貧血と呼んでいますが、車椅子の背もたれを寝かしているときは貧血のときです。でも、そんなときでも気軽に声をかけてください。たまにレース場で「アメリカンドッグが食べたい…」とか、コンサート会場で「ビールが飲みたい…」とか言いますが、そのときは一緒にお店に買いに行きますので宜しくお願いいたします。

 そう言えば、「サインをください」と言われたことがあります。口にペンをくわえれば書けますので、噛まれても良いペンをそのときはお持ちください。

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